クリスマスや誕生日にケーキを作ろう!となった時にスポンジ生地を焼いたら膨らまなかった経験はありませんか?
スポンジ生地が膨らまない原因やふわふわに焼き上げるコツを紹介していきます。
細かいポイントやコツも紹介しているので是非最後まで読み進めて下さいね。
スポンジ生地が膨らまない原因
スポンジが膨らまない原因は
- 卵の泡立てが足りない
- 卵を泡立てすぎた
これらがあげられます。
メレンゲを作る時に泡立てが足りなかったり、卵黄を混ぜた時にザックリと混ぜるのではなく混ぜすぎてしまった。そんな少しの事でスポンジが膨らまない事があるんです。
逆に言うと、
- メレンゲをしっかりとツノが立つまで泡立てる
- 卵黄を混ぜたらヘラを使ってざっくりと混ぜる
これを抑えればスポンジを焼くのを失敗しないという事になります。
失敗しないスポンジ生地のポイント

スポンジの卵比率
18㎝丸形のとき卵白120g 卵黄70gです。
測るのがめんどくさいよ!という人は失敗しないスポンジの作り方を参考に作る事をおすすめします。
作り方
- 卵Lサイズ 3個
- グラニュー糖 100g
- 薄力粉(ふるっておく) 100g
- 牛乳 大さじ1
- 無塩バター 20g
18㎝丸型を使う時に事前に型にクッキングペーパーをカットしておく
牛乳と無縁バターはレンジで加熱して溶かしておく
卵は卵黄と卵白に分ける
卵白を泡たててメレンゲをつくる(ミキサーを使うのがオススメ)
メレンゲが立ち始めたらグラニュー糖100gを3回に分けて混ぜる
メレンゲがしっかり出来上がったら卵黄を全て入れミキサーで混ぜる
クリーム色になったらその後ミキサーを低速にして2分間ゆっくり混ぜる
振るっておいた薄力粉を3回に分けて入れて泡立て器で混ぜる。
粉っぽさが残らないようにヘラでしっかり生地を切るように混ぜる
溶かしたバターと牛乳を生地に少しずつ混ぜる
型にゴムベラを使いながら生地を流し込み表面にフォークで穴をあける
160度に予熱したオーブンで35分焼く
余熱を取って完成
失敗しないスポンジ生地をふわふわ焼くために必要な道具
ふっくらとしたスポンジに焼き上げるために必要な道具はコチラです。
- 卵白と卵黄を混ぜるお椀
- 型を冷ます時に使うケーキクーラー
- ふきん
- メレンゲを入れるボウルの下に氷入りのボウル
- 砂糖ではなくグラニュー糖
詳しく見ていきましょう
お椀
メレンゲを失敗しない為に大切な事は事前に卵黄と卵白を分ける事です。
そのために卵黄用のお椀と卵白用のお椀を分ける必要があります。
殻が入らないように、卵白に卵黄が入らないように注意しながら準備しましょう。
ケーキクーラー
焼きあがったスポンジをしっかり冷ますためにはケーキクーラーが重要な役割があります。
焼きあがって熱々のスポンジを直ぐに型から外す事はできないので、しっかり生地を冷ますためにも、そのまま置くのではなくケーキクーラーを使いましょう。
ふきん
焼きあがったスポンジをケーキクーラーに置く時のポイントは、スポンジを下向きにしてケーキクーラーに置きます。
その時に水で濡らしたふきんをしっかりと搾り、それを型の裏側に広げて被せましょう。
氷入りのボウル
メレンゲをしっかりと泡立てる為に生クリームを泡立てる時の様に氷を入れたボウルの上にメレンゲのボウルを置きましょう。
こうする事でメレンゲがしっかりと泡立ちます。
グラニュー糖
砂糖ではスポンジがしっとりと焼きあがり、固くパサパサになってしまいます。ですので砂糖ではなくグラニュー糖を使いましょう。
更に、薄力粉はしっかりと振るっておくことできめ細かくダマにならずスポンジを焼き上げることが出来ます。
失敗せずにスポンジ生地をふわふわに焼き上げるためには準備が大切
スポンジ生地が膨らまない!という経験をした人向けにスポンジ生地が固まらない原因と、上手に焼くポイントをご紹介してきました。
大切なのは事前の準備という事が分かったと思います。
少し面倒ですが、事前準備がしっかりできればスポンジ生地をキレイにふっくらと焼き上げる事ができます。
ぜひチャレンジしてください。